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SS 「味見」

ご訪問ありがとうございます。

今日は「別冊Ⅰ」とLaLaの発売日ですね!
LaLaは昨日購入しました♪
ああ、叫びたい……!
「別冊Ⅰ」はまだ入荷してませんでした。今日買いに行けるかなあ~?

SS「味見」です。みじかめです。
堂上教官が入院中の話しです。

続きからどうぞ!




味見                   恋人期間  堂上入院中
 
郁が病室のドアをノックする。堂上の返事を聞いてから、ドアを開いて、郁が顔を覗かせると、堂上が嬉しそうに笑って迎えてくれた。
 
本を読んでいたらしい堂上が、本を閉じ、ベッド脇の棚に置いた。
郁が何気なく棚に目をやると、まだ包装されたままの箱が目に入った。
 
「ああ、今日見舞いに貰ったんだ。開けるの忘れてた」
堂上が言いながら、箱を手に取り、包装紙を開けた。
箱を開けると、美味しそうなお菓子の詰め合わせだった。
 
「わあっ!美味しそう~」
郁が歓声を上げる。
「食うか?」
「はいっ」
堂上が郁に箱を渡す。
郁が嬉しそうに笑って、どれを食べるか選び始める。
「教官は食べないんですか?」
「俺にはちょっと甘そうだ」
どれもとても美味しそうなのだが、確かに堂上にとっては少し甘すぎるかもしれない。
 
「じゃあ、いただきます!」
郁が早速お菓子を食べ始める。
「あっ、美味しい~!美味しいですよ、教官!これなら教官も食べられるかも」
「そうか?じゃあ、ちょっと味見させてくれ」
郁が堂上の為に新しい物を箱から取り出そうとしたら、腕を掴まれた。
そして、ベッドの上の堂上に引き寄せられる。
 
郁が状況を理解出来ない内に唇を塞がれ、郁の口内に堂上の舌が侵入してきた。
漸く唇を離された時には郁の顔は真っ赤になっていた。
「旨かった。ただ、やっぱり、俺にはちょっと甘い。今ので充分だ」
堂上がしれっと笑う。
 
「き、教官っ!!」
「何だ?」
「い、いきなり何を!?」
「俺はちゃんと味見させてくれ、って言っただろ?」
堂上がニヤリと笑う。
まるで、悪戯が成功した子供の様だ。
 
恋人モードの堂上にも大分慣れてきたつもりの郁だったが、やはりまだまだ慣れた、とは言えない様だ。
業務中の堂上を考えるとまるで別人だ。
 
「とても同一人物とは思えない……」
思わず呟いた郁の言葉をしっかりと聞いていた堂上が反応する。
「何だ、まだそんな事言ってんのか?いい加減慣れろ」
「だって!ギャップがありすぎます!」
「心配しなくても、隊に復帰したら業務中は今迄通りだ。ビシビシしごいてやるから安心しろ。それともお前は今二人でこうしている時も業務中と同じ態度でいて欲しいのか?」
 
それは嫌だ。
慣れないし、恥ずかしいし、戸惑う事も多いが、郁は恋人モードの堂上も大好きだから。
「そ、そんな事はないです」
堂上は恥ずかしそうに俯いた郁を見て、嬉しそうに微笑むともう一度郁を引き寄せて、唇を合わせた。
 


  1. 2011/07/23(土) 07:00:00|
  2. 図書館SS
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